【至高のノスタルジックサウンド】The French Impressionist / Since you've been away
こんばんは、さえきです。
新しい曲を作ろうと思っていましたが、全然うまくいかないので脳みそを切り替えて文章なんか書いてみようかなっと思いブログをはじめてみました。
やっぱり自分の好きな音楽のことは語れるようになっていたいですよね。これを機に練習していきます…!
いきなりですが、私はノスタルジックな音楽が大好きです。
物心ついた時から、普通のメジャーコードを使った王道音楽のようなものよりも、少し音の響きが複雑だったり、不思議なコード展開がとられている音楽に耳を傾けてきました。
題名に書いた通り今日は私が愛して止まない至高のノスタルジックサウンドを奏でる音楽を紹介していきます。
#1 The French Impressionist / Since you've been away
▼簡単なアーティスト紹介
・スコティッシュジャズのバンド、The French Impressionist。このアルバム「a selection of songs」は、1981年から1983年に録音された音源の集大成です。
・作曲家兼ピアニストのMalcolm Fisher(グラスゴー出身)が最初の母体となったグループを立ち上げてPostcardRecordsで1981年に最初のでも音源を録音。
・のちにFisherは1982年にアルバム制作メンバーとなるBeatrice ColinとLouise Nessとthe french impressionistを結成。
・1983年にグループは解散。実質このアルバムがthe french impressionistの最初で最後のアルバムになる。
▼「Since you've been away」との出会いはカヒミカリイのラジオ音源!
僕がこの曲と出会ったのは、とある昔のラジオ音源を聴いていた時でした。
みなさんは、カヒミカリイさんをご存知でしょうか。
#1 Kahimi Karie / one thousand 20th century chairs
90年代に渋谷系の女王といわれて(らしい?)、現corneliusの小山田圭吾と一緒に曲をリリースしたりしていた、クリーンなウィスパーボイスが素敵な女性シンガーです。(とっても可愛らしい方で、高校生だった当時の私の憧れの女性像でした笑)
高校生だった私は、ピチカートファイブ、オリジナルラブ、フリッパーズギターなど渋谷系の音楽に魅了されて、カヒミカリイの音楽にもめちゃくちゃハマっていました。
もっと色んなカッコいいサウンドを聴きたい!と思っていた時に、何やらカヒミカリイのミュージックパイロットというラジオでの選曲がとても良いという情報を得て、そのラジオの中でこの曲に出会いました。
#2 カヒミカリイのミュージックパイロット (2003.3.25)
※動画の22:21あたりからKahimiバージョンのSince you've been awayが聴けます。今聴いてもカヒミの幅広くてマニアックな選曲がすごく素敵に感じます。
▼あどけない女性ボーカルと優しい聴き触りのピアノの旋律、小さく美しすぎる世界観
#3 The French Impressionist / Since you've been away
私がこの曲に心底惚れている理由は主に3つあります。
⑴女性のVocalのあどけなさ残る歌声
Vocalの声がとっても可愛らしい。完全な私の主観ですが、ボーカルの上手過ぎないところが、このバンドのローカルな雰囲気というか小さく美しい世界感を作ってくれてるのかなぁと感じます。
⑵Malcolm Fisherのピアノ
文句なしに、本当に綺麗。美しい。優しく流れる旋律に心を奪われます。Malcolm Fisherは現在ミラノでソロのピアニストとして活動しているみたいです。音源を見つけ出したいですね…。
⑶80年代の録音の音の暖かさ
録音について詳しい知識は無いのですが、優し音の感触が伝わってくるような聴き心地に仕上がっていると思います。
▼その他の曲も良曲ばかり!!
このアルバムの他の曲も、全部紹介したいほど良い曲ばっかりです。
(Malcolm Fisherのピアノソロ曲のseven suiteは私の超超超フェイバリットです)
#4 The French Impressionist / seven suite
実は、この曲のイントロをサンプリングして逆再生したものを自分の曲にも使っています。(以下リンク#5参照)響きが美しいフレーズは逆再生してみるとまた表情を変えるので面白いです。是非聴いて見てくれると嬉しいです!
暇つぶしで書き始めたのに、かなり時間がかかってしまいました笑
みなさんの音楽ライフが少しでもより良いものになったら嬉しいです、では!
#5 Saeki / 音々々々々々々